PHPとは、Webアプリやサービスの開発を得意とするスクリプト言語です。Javaなどに比べると構文が簡単で、習得しやすい特徴があります。プログラミング初心者からベテランまで、幅広いレベルのエンジニアが活用しているのが実情です。Javaと同様にWeb開発の案件で使用されることが多く、需要の高い言語だといっても過言ではありません。
現場で活躍できるPHPエンジニアを目指すなら、仕様書がなくても簡単なアプリを制作できるくらいにはなっておきましょう。参加する現場によっては、きっちりとした仕様書がない状態で要件に合わせたシステムを実装することもあります。仕様書通りに制作する技術も大切ですが、仕様書がなくても制作できるようになっておくと安心です。また、他の人が書いたプログラムを読めるようになっておくことも欠かせません。運用や保守がメインの案件の場合、アプリを開発する能力よりもすでにあるプログラムから内容を読み取る能力が必要となります。もし、PHPエンジニアとして活躍するうえで学歴が心配なようであれば、こちらを参考にしてみるのがおすすめです。
そして、プロジェクトに参加するために自分の能力を証明したい場合は、PHP技術者の資格を取得しておくと知識や技術を持っていることが証明できるでしょう。PHP技術者試験は初級、上級・準上級、ウィザードとレベルによって受けられる試験が違います。PHPエンジニアとして活躍したいなら、難関とされる上級は取得しておきたいところです。最難関のウィザードまで合格できれば、エンジニアとしての自信にもつながるでしょう。